まだまだQi(1)
mophyでiPhoneXの特性を取ってみました。
iOS10.x(5W)とiOS11.2以降(7.5W)の比較です。
まずは5WのiPhoneXを0-100%充電。
充電完了は4時間23分です。
続いて7.5W対応のiPhoneXを0-100%充電。
充電時間は3時間49分。
33分の差ですね。ちょっと大きく差が出たけど素直に乗せちゃいますw
これって置く位置で結構変わるんですよね。
いつもベストな位置でデータを取るんですが、適当に置いたら差が大きくでちゃいました・・・
この結果に示すように、最初の10数分だけが7.5W充電で、その差分がほとんどだってのが分かります。
※追記(2018.4.18)
iOS11.2にすると、7.5W対応だけでなく、充電効率が改善されているのを忘れてました。
つまりiOS11.2にするだけで、5W充電だとしても少しだけ(10~20分くらい)充電時間が短くなります。
よってこの比較で出た差分33分には
7.5W充電の差 だけでなく iOS11.2による改善 が含まれています。
ついでに、他社のiPhone7.5W対応って言ってるのは、こんな感じです
これは恐らくただの15W充電です。酷くて最初の2分くらいだけ12V/0.85Aで7.5W充電です。
残りのノコギリ状の部分は、高くて6W充電未満、平均で4.75W充電くらいですね。
優秀にmophyやBelkinをコピーしているワイヤレス充電器だと、
こんな感じです。
7.5W充電を15分ほど実施 → 5W充電 って感じの充電です。
ここで書いている5W充電とか7.5W充電は端末側(ワイヤレス充電器の出力)の充電を示しています。
ワイヤレスなので測りようがないので計算で出していますが、
ワイヤレス充電器の入力の電圧/電流を測定して、電圧×電流×0.75で計算しています。
何故0.75倍?
ワイヤレス充電器の効率は 出力電力/入力電力で出てきます。
大体70~75%くらいです。
良い方で計算してあげて75%で計算しています。