充電器の基礎(5)

充電器の基礎も5回目。とりあえず基礎の話はここまでにしようと思います。

第一回で

iPhoneの人。

純正充電器を使いましょう。それで十分です。

Androidの人。

純正充電器を使いましょう。それ以上に良いモノに変えてもあまり変化がありません。

と書きました。

この説明をします。

 

第3回、4回で説明した内容は、

・スマートフォンなどの電流は、充電器ではなくスマートフォン側が決めます。

だから充電器がいくら頑張ってもそんなに変わりません。

充電器は自分の出力可能な性能を伝えて、その情報をもとにスマートフォンが何Aで充電するかを決めます。

ではiPhoneを基準にApple5WとApple12Wでどの程度の差があるか?

これを示します。

まずはApple5Wの充電特性

満充電までの時間は3時間13分くらいです。

次はApple12Wの充電特性

満充電までの時間は2時間43分くらいです。

差分は、30分くらいです。

Apple12W(2.4A)の充電器で充電しても30分くらいしか変わらないんです。

この差分ですが、充電開始から1時間20分くらいまでの斜めに下降している間の電流の差分くらいしかありません。それ以降は1A充電器とほぼ同じ特性なんです。

よって、全体の平均充電電流を計算すると

Applw12Wが平均充電電流0.9Aくらいだとすると、Apple5Wは0.82Aくらいだったりします。

そんなに大きな差はないんです。

2.4A急速充電

って販売のコピーをよく見ますが、全く急速充電ではありません。

充電開始(0%)から1時間くらいであれば、まぁまぁ早いかな。くらいです。

 

さらに、バッテリーというモノは充電の電流が大きくなるほど寿命が短くなります。

1.0A充電と2.4A充電でそんなに差があるの?というと今まで説明したように2.4A充電している時間なんてほとんど無くて、充電の電流は時間とともにどんどん下降し、1時間20分後くらいには1.0A充電になってます。

よって、そんなにバッテリーにダメージを与え続けているわけではありません。

バッテリーのダメージに関しては、細かいダメージも避けた方が良いだろうといくらいでとらえてください。

充電の時間はそんなに変わらないのに、バッテリーにやさしくないことがiPhone純正充電器で十分という理由です。

 

Androidに関しては、1.5A以上の電流を引っ張らないので、1.5A充電器で十分です。

2.4A出力の充電器は必要ありません。

 

 

あまり悪口ばっかり書きたくないのですが、嘘のキャッチコピーを書いているメーカーは結構あります。

これは嘘ですね。こんなに1.0Aと2.4Aの差は出ません。説明したようにAndroidでは2.4A充電は出来ない(1.5A充電)なので更に差は小さくなります。

 

これは嘘ではありません。(これが書かれたいたのは少し古い製品です)

ただし、PCのUSBポート充電0.5A充電と比較しています。

普通、PCのUSBポートでスマートフォンを充電します?

大きな差分を数字で出すために、ワザワザ普通やらない0.5A充電と比較をしているところに悪意を感じます。

最近は比較基準を書いていませんでした。忘れたのかな?

これも少し悪意を感じます。

 

これも嘘ですね。

 

国内の良心的なメーカーは、1.0A充電器などとの充電時間の比較をやめて、単純に充電器の充電時間だけを書いているように思います。(比較を止めた)

それは充電時間の比較を書いてもそんなに差が出ないのを分かっているからだと思います。

2.4A急速充電器って呼び名はやめましょう。

2.4Aちょい速充電器が良いと思います^^;

 

僕は、このようなところでそのメーカーの技術力(嘘ついてないか?や分っている人が広告デザインしてるか)を見て製品を買うべきかな~と思います。

 

基礎はこの辺で

Type-CやQuickCharge、PowerDeliberyの話はいずれします^^;

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