充電を速くする方法
2018年4月29日
2019年1月28日
充電器の基礎で高出力の充電器を使ってもそんなに充電時間の短縮にはならないこと。
よって、純正充電器で十分。という内容を記載しました。
それでも充電の時間は短くしたい。ってやっぱり思いますよね。
では、どうすれば充電時間は短縮出来るのか?
・高出力の充電器を使いましょう。
前にも書いたようにiPhoneの人は、これで0-100%で20分~30分くらいの時間短縮が出来ます。
Androidの人はほとんど期待出来ないので1.5A充電器で十分です。
・品質の良いケーブルを使いましょう。
品質の良いケーブルって?と思いますよね。
ケーブルの中の電線は抵抗値を持っています。この抵抗の少ないモノを選びましょう。
中の電線が太いほど抵抗値は低くなります。
長いモノより短いモノの方が抵抗値が少ないです。
材料によっても影響します。
ちょっと詳しく書きます。
充電の電圧は5V。2.4Aの電流を流したければ抵抗値は2.08Ω以下でなければなりません。(オームの法則です)
例えばこの抵抗値が約0.1Ω上がって2.2Ωになると、流れる電流は2.27Aになります。この0.1Aの差って意外と大きいです。
実際にケーブルでどのくらい違うか?
IPadが50%の状態で
Anker 1.5mライトニング 4.93V/2.29A
Apple純正ケーブル 4.91V/2.32A
Anker 0.3mライトニング 4.85V/2.39A
同じメーカーでも長さで0.1A違ってきます。
何が良いケーブルなの?ってことになると結構難しいので^^;
100均などのケーブルは粗悪品です。使い捨て感覚で使うのは良いですが辞めときましょう。
純正ケーブルは普通のレベル。
高品質をうたっているケーブルは、良いと思いましょう。
充電の効率の点では、短いケーブルの方がロスが少ないのですね。ケーブルの長さに着目したことがなかったので目から鱗でした。
抵抗値に関しては分かりやすいように書いたので値は正しい値ではないですが、短い方が抵抗値は少ないです。
メーカーによっては長いケーブルは抵抗値が大きくなるので、中の電線の太さを太くしたりします(太い方が抵抗値が小さくなる理由で)。
微々たる違いですが、微々たる違いの積み重ねくらいしか充電の速度を上げる方法は無いのが現状です。