Type-CのAC充電器はケーブル出力が良い
Type-Cのスマートフォンが増えてきています。
最新モデルだとほとんどがType-Cコネクタですね。
この写真はスマートフォンじゃなくてGPD Pocketですが・・・
このType-Cを充電する場合、僕がお薦めするのは
ケーブル出力タイプの充電器です!
こんなの。
充電器とケーブルが別なのよりケーブル出力をお勧めします。
何故?
充電器の設計の場合、出力端での電圧、電流を規定して設計する場合が多いです。
充電器が5V/3A出力だとした場合、
ケーブル出力タイプはケーブルの先端で5V/3Aが出力できるように。
コネクタ出力の場合はコネクタ端で5V/3Aが出力できるように。
で電圧、電流を設計してたりします。
コネクタ出力の場合、これにケーブルが加わってきます。
ケーブルの接点負荷とケーブルの負荷が加わって、電圧降下を起こしケーブルの先端では電圧が低くなったり電流が流れにくくなったりします。
何故コネクタ出力はコネクタ端で5V/3Aが出力なのかって、購入した人がどのようなケーブルを使うかわからないから仕方ないですね。
設計する側は、恐らくリファレンスとなるケーブルを接続して設計をします。抵抗値の大きいケーブルで設計したりはしません。
また単品で買ったケーブルじゃ充電を意識しておらず、データ通信も出来るように設計されているため、抵抗値が若干高かったりします。
電流が多く流れれば流れるほど、抵抗値が効いて電圧降下や電流が流れにくくなる事象は発生しやすくなります。
ケーブル出力のAC充電器はデータを通すことなんて考えないでVbus,GNDを太くすることが可能なので抵抗値が低くできます。
これが僕がケーブル出力の充電器をお勧めする理由です。
それでもコネクタ出力の充電器を買う場合は、ケーブル付属のモノが良いかもです。
ケーブル付属のモノは、そのケーブルを使うことを前提に充電器を設計している可能性があるので、ケーブル先端で電圧電流を規定しているかもしれません。