モバイルバッテリーのPSE(2)

 

このような”この商品はPSE適用品ですよ”という感じのことを言いたいであろう写真を見ました。

同様の写真を見た時に気にしておくポイントをいくつか

 

・この証明書のように見えるのは、ただの試験レポートです。

◇PSEは経済産業省が指定した試験機関での試験が義務付けられていますが、○PSEは義務付けられていません。自主的に試験してレポートを残すので自社試験でもOKなんです。

この書類は、ある試験機関(経済産業省が認めた訳でもない)で***の技術基準に基づきテストをしましたよ。ってことだけです。

この後、経済産業省に届け出を行っているはずですが、その時にこの書類を提出するわけでもありません・・・(提出する必要がないんです)

この書類と経済産業省とは何の関係もないので、この証明書があるからPSE適合品であること、PSE申請していることとは何の関係もありません。

ちなみに経済産業省が認めた試験機関でもないので、○PSEマークを許可できるわけもなく、

○PSEマークがついていますが、勝手に書いているだけです。

でも何かあった時に、***の技術基準に基づきちゃんと試験やったよ!って証明になります。

のはずなんですが、残念なことに・・・

 

・測定製品が下記の基準に適合していることを示すものです。というような事が書いてありますが、適合する基準がIEC60950-1とかIEC62133になってます。

IECは国際基準で、電気用品安全法もそれをベースにして作っています。別表第十二はIECと似ていますが、中は微妙に違っています。

よってIEC基準で試験をやっていてもPSE的にはNGです。

METI Appendix 9(電気用品安全法 別表第九)

もしくは

METI Appendix 12(電気用品安全法 別表第十二)J62133(H28)[JIS C8712 :2015]

と書かれてあれば良いです。

そうでなければその証明書には電気用品安全法としては意味が無いと思いましょう。

(電気用品安全法を分ってない人が作った可能性があります)

 

つまりこの写真の書類は、○PSE適合製品である証明にはなりません。

 

・製品のシルク表示に5V出力の定格容量が記載されます(恐らく)

今までは、セルの定格容量が記載されていましたが、PSEでは出力の定格電圧と定格容量を記載することが義務付けられています。

よって5V出力時の容量がシルクとして追記されるはずです。

前に書きましたが5V出力だとセル容量の60-65%くらいの容量になります。

5V 6000mAhなどと記載がされるようになります。(たぶん・・・です)

今までが3.7V/10000mAhなどと記載していたのが悪かったんですね。

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