au +1 collection ポータブルバッテリーDUO PD10000 レビュー

ポータブルバッテリーDUO PD10000

 

au +1 collectionのPower delivery対応バッテリーです。

ちょっと変わっていて、Type-Cが入力と出力別々に存在します。

 

1)各Portの出力設定

Type-C設定

Source Capabilitiesを確認したところスペック通りでした。Power Deliveryは最大18W出力。仕様通りの設定です。

入力と出力が別になっているのでDRP(Dual Role Power):0になっています。

Cold Socket:OK(負荷が無い状態では出力がOFFしています)

D+/D-:Short(BC 1.2 DCP対応。これ(自動識別ICでも可)じゃないと充電出来ないスマートフォンがいるので必須)

CC1,CC2は個別Pullupされています。

 

Type-A設定

D+/D- SHORTのBC 1.2DCP 設定。自動識別機能無し。

仕様は5V/1.2A設定となっています。調べたところ5V/1.2Aはtypicalではなく、ほぼmaxですね。1.2Aを超える定電流負荷を接続するととOCP(Over Current Protection)でラッチ停止します。

1.2Aを超える通常の負荷(スマートフォンなど)を接続すると4.66V/1.22A程度に電圧降下を起こします。

 

2)出力の能力

10,000mAhの1Cは10A

上限の出力能力は 4.2V*1C=4.2V*10A=42Wh 、 42Wh*80%=33.6Wh(一般的な高率で80%で計算)

下限の出力能力は 3.0V*1C=3.0V*10A=30Wh 、 30Wh*80%=24Wh(一般的な高率で80%で計算)

となります。

24Wのうち18WをPower Deliveryに使用しています。

よってType-Aには6Wしか渡せない。6W/5V=1.2A の仕様となります。これが10,000mAhのセルで出せる限界です。

Type-A側を2.4Aに対応させたければ、通常はPower Delivery 18W(9V/2Aなど)対応だけど、Type-A使うとPower Deliveryの出力を5V/2.4Aだけにすることで可能です。。

極まれにこのような特性のICを使っているモバイルバッテリー製品もあります。

もしくはType-Aを5V/2.4A使う時はPower Deliveryの出力を12Wに変更すれば使用可能です。

 

 

3)充放電

Type-C(Power Delivery以外)として、モバイルバテリーへの充電は

Type-C(3.0A)はRd:10kΩを検出して正常に3.0A充電

※Type-C(1.5A)はRd:22kΩ検出をしていないようで3.0A充電しようとします。(4.58V/1.88Aで充電)

※AtoCケーブル充電はRd:56KΩ検出はしていないようで3.0A充電になります。

AC充電器の選択は注意です。Type-C(3.0A出力)かPower Delivert対応にしましょう。(過電流保護で充電できない可能性があります)特にType-A出力の充電器は要注意です。粗悪なものを使用するとAC充電器が壊れます。

 

Type-C(Power Delivery以外)として、モバイルバッテリーからの放電は

Rd:10kΩでType-C(3.0A)設定です。

 

容量は

充電は15V/1.2A=18Wで充電可能。10,000mAhを3時間少々で充電。Power Deliveryの効果です。

(充電したら11,000mAhくらいありそう、、、)

放電 5V/1.24A出力(予想0.2ItA)時の出力容量は

7,067mAhです。

このバッテリー、セルのバラツキが大きいかわざと大きめに作ってある?充電も放電も大きいです・・・・

5000mAhのセルが2パラ載ってました。

恐らく10,000mAh(min)、10,200mAh(typ)(5100mAh(typ)x2)以上なので10,400以上あるんでしょうね。

なかなかセルのデータシートとか入手出来ないのでこれ以上は追えません^^;

※5,000mAh仕様でも、6,000mAhのセルもありました。5,000mAhはminでmaxの規定は記載されてないから間違いじゃないですね。これはかなり有名なメーカーのセルです。そのようなセルなのかもしれませんね。

4)付属ケーブル

付属のUSB-C to USB-Cケーブルは太く電流も多く流せます。

手元にあったオウルテックのケーブル(同程度の長さ)と比較すると

※何故オウルテックのType-Cケーブルかというと、何種類か使ってみたのですが電流を多く流せるからです。

オウルテック製ケーブル

付属ケーブル

ほぼ同じです。

 

5)PSE認証

この製品PSEマークが付いています。

しかし私が思うような

定格電圧、定格容量

の記載はなく、このままではNGだと思います

 

総評

Type-Cの入力と出力が別になったいる一風変わった製品です。

この入出力の切り替えがそこそこ面倒なので別にしたのかな?と予想しています。

この製品もPower Deliveryの人のためのバッテリーで、Type-Aはおまけですかね。

Type-Aが1ポートしかなく、5V/1.2Aの縛りがあるので使い勝手が悪くなります。

Type-Aはヘッドフォンなどのアクセサリ専用と考えて使うがよさそうです。

しかし、10,000mAhでありながらPower DeliveryとType-Aを共存させている点は評価に値すると思います。

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