iPhone12シリーズのワイヤレス充電 相性問題
2021年2月18日
iPhone12シリーズのワイヤレス充電が何故出来ない場合があるか?
今までiPhoneで使えていたワイヤレス充電器が機種変更したら使えなくなった!
何故?
これは、ワイヤレス充電器メーカーが悪いのではありません。
悪いのはAppleです。(だと思います)
ワイヤレス充電器のほとんどはWPC(Wireless Power Consortium)の規格に則って製品を作っています。
(認証品か非認証品かはありますが)
そしてスマートフォンもWPCの規格に則って作られています。
同じ規格同士の製品。だから市販の充電器で互換性を持った充電が可能だったんです。
もちろんiPhoneも認証品
でした。
実はiPhone12シリーズはWPC非認証品です。
それはiPhone12からMagsafe対応でWPCが認証したコイルと異なるコイルを採用したからです。
この時点でWPC認証製品との互換性は保証されなくなっています。
以下はWPCで確認できる認証品リストのApple関連製品です。
iPhone8~11シリーズ、SE(2nd)まで登録されていますが、iPhone12シリーズは登録されていません。
iPhone12シリーズは、Magsafeで快適な充電を目指したはずです。
しかしこのような相性問題が発生してユーザーにとってはうれしくない事態です。
AppleはLightningケーブルのようにMagsafeを行うつもりでしょうか?
Magsafeはケーブルが付いて回るため、既存のワイヤレス充電器の方が使いやすいとも思えます。
さらにペースメーカーなど医療機器の動作に影響を与えるとの話もでています。
次のiPhoneシリーズにもMagsafeは搭載されるのか?
ちょっと興味深いです。